慢性c型肝炎ダクルインザとスンベプラ治療24週間後の病院でのこと

c型肝炎抗ウイルス薬ダクルインザ錠とスンベプラカプセルの
2剤経口併用療法も治療期間24週を終えました。

更新がトロトロになってました
治療完了後の受診時の続きです。

⇒6/11(木)受診

まずは採血へ・・・
治療を始めた昨年末から、一体何回の針刺しが行われただろう?

思い返すだけで、血管がチクチクお尻がムズムズしてくる感じ(^^;;
検査室の方にも、「採れにくい血管の人」として知れ渡っているようで
その前に何度か失敗した方は、名前を呼び私だと分かると
残念そうな表情になる瞬間を見逃しませんでした(笑)

採血室のみなさん毎回毎回なんとか採ってくださり
本当にありがとうございました!

今日の採血は治療中いちばん担当してくれたMさん。
今までの確率は五分五分。
今日は・・・右失敗左成功!

両手に止血バンドをしてるので、すぐお弁当を食べれず
お弁当を前に待ての状態です(^^;;

お腹もいっぱいになりホッとしていると
入室待ちの場所に番号が表示されます。
今日は血液内科の受診からです。

私:「こんにちは!」

血内k先生:「こんにちは!どうですか?かわりはないかな?」

「うーん。体の痛いのは相変わらずです」

そう私が言うと
「うーん困ったね」という顔をされるK先生

「でもね先生!
ようやくC型肝炎の治療終わったんですよ~」

「あっそうか!
いや~よかったよね~」

「ね~インターフェロンの時には考えられなかったもの!
ここまで治療できるなんて」

「インターフェロンはきついからね~」

気力だけではどうにもできませんでしたね。
治療するたびに貧血が悪化して、S先生から死んじゃう死んじゃう!
って言われて、治療が原因で死ぬのかな・・・
と思ってましたから(笑)

だから、もう治療は出来ないかもしれないと諦めていたので
飲み薬だけで治せるかもしれないなんて
まだなんか信じられません」

「医学の進歩はすごいね!」

「ですね!
一日も早く、一人でも多くの患者さんが
楽な治療で治せる日がくるといいな~」

「うんうん!」

K先生の笑顔に見送られ肝臓科に向かう途中
去年S先生からの紹介状を握りしめ、はじめて肝臓科を受診した時のこと
不安でいっぱいだったあの時のことを思い出していました。

肝臓の先生:「こんにちは!お待たせしてすみません」

私:「こんにちは!」

あの時からずっと変わらない優しい笑顔の先生。

「どうですか?かわりはないですか?」

「体の痛みはありますが、他は特に変わりないです」

「うーん、体の痛いのは辛いですね。。。」

先生の方が辛そうな顔。

「いまK先生から漢方薬を処方してもらってるので
効くことに期待して様子見します!」

「そうですね~ストレッチとかしながらね!」

「はーい」

「チエさん」

「はい」

「治療お疲れさまでした!
24週終えましたね!」

「はーい(^-^)/」

「肝臓の数値も正常値内ですし、ガンマも下がってますね」

「お~」

「貧血関連の数値もチエさん的に落ち着いてますし
ガンの数値も大丈夫ですね!」

「よかった~」

「今後は4週ごとに血液検査をして経過を観察します。
それで半年後もウイルスが検出サレズの状態であれば
C型肝炎は治癒したことになります」

「はい・・・あの~」

「ん?」

「もしウイルスがまた出てきてしまったら・・・
年内に更に効く薬が発売されるみたいだし・・・
私・・・大丈夫ですよね?

私の心の中では、治療が終わった安堵と共に
これで治らなかったら?という不安が渦巻いてました。
先生は私の言葉に静かにうなづき

「ダクルインザとスンベプラのお薬は耐性の問題をクリアーし
ある期間お薬を飲めば、それまで治療をしていない場合で95%
治療していた場合でも90%以上の確率で治ります」

「私・・・
インターフェロンちょこっとしちゃったしな・・・」

「チエさんの場合は頻度も量も期間も少なかったですからね。
それに治療した場合としても9割以上の確率ですし
何より現に今はウイルスは検出サレズなので
肝臓への負担はかなり減っています。

たしかに近々、より著効率の高い薬が発売されますが
今その話をする必要性はないと思います。
大丈夫ですよ!」

 

ゆっくりいこうよ
のんびりいこうよ
一歩一歩あるいて行けば
素敵な景色は遠回りの後にやってくる!

今までも・・・
そしてこれからも!

 

↓ランキングに参加しています
クリックしていただけると励みます
にほんブログ村 病気ブログ 病気 闘病記(現在進行形)へ
にほんブログ村

読んでいただき
ポチっと元気をありがとうございます♪

2件のコメント

  • 肝田C太郎

    チエさん
    初めまして、私はかれこれ20年ほど前会社の検診でC型肝炎とわかり、10年前にペグIFN単独治療をしましたが1bの高ウィルスのため1年の終了後1か月で陽性になり、その後は強ミノやウルソ、グリチロン4、小柴胡湯で様子を伺ってたものです。
    やはり治る確率が高くないと根本治療したくなくて、でも今回ダクルインザ、スンベプラ治療を1月下旬から開始しました。そして、あと1週間で治療終了となります。経過は順調ですがこれで完治しなかったらという思いが脳裏をよぎります。自分も9割以上の著効率を信じて頑張ってみます。

    • チエ

      肝田C太郎さん、はじめまして!チエです。
      コメントありがとうございます(^-^)
      お返事おそくなりごめんなさい。

      辛いインターフェロン治療、大変だったことと思います。
      私の体は半分の量で隔週でも10回投与が限界でした。
      もうC型肝炎を治すことは夢のまた夢だと諦めていました。
      それが、今回のダクルインザ、スンベプラ治療で
      「治せるかもしれない」という希望が持てるようになりました。

      >自分も9割以上の著効率を信じて頑張ってみます。
      治療を終えた今、ホ~っとしてるとともに
      「これで完治しなかったら・・・」という不安がよぎることも正直あります。
      でもC太郎さんの言葉をいただきパワーを充電できました!
      私だけじゃない・・・みんないっしょ。
      これからも前をむいて歩いていける。
      ひとりじゃないから!

      治療終了まで、あと少しもう少しですね。
      C太郎さんの治療が順調でありますよう、心よりお祈りいたします。

チエ へ返信する コメントをキャンセル