22章|C型肝炎治療中に病棟半閉鎖

病室お引越し 3月20日(日)

お引越し先の病室はナースステーションのすぐ隣。

病院によって違うと思うけど、
うちの病院は重症度により
病室の場所が決まってるみたい。

ナースステーションや洗面室から遠ざかるほど
自活能力ある患者さん。
ということは今回の病室は…。

同室の方は私の他3名。
皆さん高齢の寝たきりの方達。

「外泊できたのになんでだろ?」
実は私、自分で思ってる以上に悪い状態なのかも。

でも理由はすぐに解明。
余震や原爆事故の影響を考え、
入院患者数を縮小し、いざという時に対応できる状況にしたよう。

そのため、自宅待機できる患者さんは一時退院。
入院の受け入れも一時ストップ。

私がいた西病棟では男女合わせて10数人くらいの患者さんが残り、
それぞれがナースステーションに近い病室に集合。
その方が看護師さんも、まとめて対応しやすいものね。

でも、ということは・・・
やっぱり思っている以上に悪いんだ
私・・・。

 

病棟半閉鎖 3月21日(月)

朝のウォーキングは続けていた。

ウォーキング仲間はすっかり減ってしまったが…。
みんな元気でいますように。

病棟ロビーでは地震以降、
起床時間~消灯時間までテレビがつけられている。

各自テレビが備えつけであったが、
みんな地震以降は何となくロビーに集まりテレビに映し出される映像を見ている。
みんな一人でいるのが不安だったのかも。

3台ある公衆電話も無料で使用できる状態だったので、
誰かしらが電話をする光景があった。

それが今は、ロビーには誰もいない。
公衆電話も私専用?みたいな感じ。

他の病棟を覗きに行ったが同じ状況。
読みたかったマンがも全部揃ってる。

 

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