神経の痛み神経障害性疼痛とは?原因や症状は?c型肝炎治療153日目

C型肝炎治療新薬のダクルインザ錠とスンベプラカプセルの
2剤経口併用療法も153日目を迎えました。

原因不明の痛みに悩んでいませんか?
もしかしたらその痛み、神経の痛み
「神経障害性疼痛」かもしれません。

5月26日(火)

 昨日、痛みには種類があるというお話をしました。
今日はその中の神経の痛みについて
もう少し詳しくお話したいと思います。

神経の痛み神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)とは?

ケガや病気が原因となって圧迫や障害された神経が
過剰に興奮し、痛みの物質が過剰に放出され、その結果、
ケガや病気が治っても痛みが長期に続くことがあります。

このような痛みを神経障害性疼痛(※1)(しんけいしょうがいせいとうつう)といいます。

少しの刺激でも強い意t枚に感じたり、
しびれるような痛みが特徴です。

 

※1疼痛(とうつう)とは痛みを示す医学用語です。
炎症や関節の変形,軟骨の変性によって生じる痛みの「侵害受容性疼痛
中枢神経や末梢神経が損傷することによって起こる痛みの「神経障害性疼痛

神経障害性疼痛の特徴的な症状

  • 痛みが長期間続く
  • しびれ感を伴う痛みを感じる
  • 発作のように強い痛みが、短い間隔でおそってくる
  • 通常では何ともない程度の刺激に対して強い痛みを感じる
  • 少しの痛みがとてつもなくひどい痛みに感じる
  • 強い針で刺したような痛みを感じる
  • 電気が走るような痛みを感じる
  • 感覚が鈍くなる、なくなる

神経障害性疼痛の原因は?どんな病気が痛みを起こすの?

神経障害性疼痛をひき起こす原因と考えられる病気には
以下のものがあります。

帯状疱疹後神経痛(たいじょほうしんごしんけいつう)
帯状疱疹の発疹が治った後も続く痛み

糖尿病神経障害
糖尿病の合併症として現れる痛みやしびれ

坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)
腰の椎間板(ついかんばん)ヘルニアや脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)
による痛み

三叉神経痛(さんさしんけいつう)
三叉神経が圧迫され顔面に感じる激しい痛み

脳卒中後疼痛

脊髄損傷後疼痛(せきずいそんしょうごとうつう)

さまざまな神経の痛みの症状について

原因によりさまざまな神経の痛みの症状があります。

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、病名ではなく症状を表す言葉です。

太ももや足の筋肉を支配している「坐骨神経」が
圧迫されたり障害されることで、腰、お尻、足にあらわれる
痛みやしびれのことを総称して「坐骨神経痛」と呼んでいます。

坐骨神経痛を起こす原因の主なものは、
腰部脊柱管狭窄や腰椎間板ヘルニアがあります。

帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹は、子どものころにかかった水ぼうそうのウイルスが、
水ぼうそうが治った後も、長い間、神経に潜み、
免疫力が低下したときにあらわれます。

感覚神経のあるところでは、どこにでも発症しますが、
とくに顔表面や胸あたりにみられます。

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹により神経が傷つくことで、
帯状疱疹が治った後も続く痛みです。

「高齢者(60才以上)」、「皮膚病変が重症」、「急性期の痛みが重症」、
「免疫力が低下」の場合などに、なりやすいといわれています。

代表的な症状は、持続的に焼けるような痛みがある、
一定の時間で刺すような痛みを繰り返すといったものです。

糖尿病神経障害に伴う痛みやしびれ

糖尿病神経障害は、糖尿病の三大合併症
(糖尿病神経障害、糖尿病腎症、糖尿病網膜症)のひとつで、
もっとも早期からあらわれます。

高血糖が続くことにより神経が障害され、両足や両手に
不快なしびれや痛み、異常感覚があらわれます。

 進行すると、感覚が鈍くなり、麻痺を起こすこともあります。

糖尿病の治療を受けていなくても、
足先に「ビリビリ」「ジンジン」といった痛みや痺れの症状があったり、
過去に健康診断などで糖尿病の疑いがあるといわれたことがある場合は、
早めにかかりつけの医師に相談することが大切です。

三叉神経痛

三叉神経は、顔の感覚を脳に伝えたり、物をかむ時に使う筋肉を
コントロールしている神経です。

三叉神経痛は、三叉神経が圧迫されることで顔面に生じる激しい痛みで、
洗顔、歯磨き、会話などにより痛みが生じ、
痛みの多くは数秒~2分程度でおさまります。

脳卒中後疼痛

脳卒中によって、脳が障害を受けたことで起こる痛みです。

多くは、脳血管障害後、数ヶ月経ってから
身体の半身の広い範囲に発症します。

焼けるような痛みや拍動性の痛み、
服が触れただけで痛みを感じるなどが特徴です。

 

神経の痛みと言っても、
さまざまな原因や症状があります。

はじめは炎症による痛みも、
長く続くことで神経が障害されてしまいます。

そうなると「炎症の痛み」に「神経の痛み」の両方の要素を含む
混合性疼痛という病態になり、治りにくい状態になってしまいます。

長く続く痛みは本当に辛いです。
痛みがストレスになり、
さらに痛みが増すという悪循環になります。

そうならないためにも身体のsosに耳を傾けてみませんか?

次回は、神経障害性疼痛かどうか?
簡単なチェック方法と治療についてお話したいと思います。

 

今日の体温
朝:36.17
昼:36.45
夜:36.30

気になる症状
首から背中にかけてコリコリ
腰から足がダル重い

よくある副作用

  • 疲れやダルさが酷くなった自覚なし
    (気力はあるのだけど、身体がダル重い)
  • 鼻やのどの炎症なし
  • 頭痛なし
    (眼の奥が重い)

 

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