肝臓に良いといわれていること続けているのに、
一向に肝臓が良くならない・・なんで?
という方が少なくありません。
実はそれは、肝臓が健康な人と弱っている人では、
食べ物や運動、生活習慣などの対策が異なるためです。
一般的に肝臓に良いとされている常識の中には、
弱ってしまってた肝臓には逆効果であることが多かったりします。
肝臓に負担をかけないためにも、自分にとっての正しい対策を知っておきましょう。
肝臓の状態と食後の安静
食後は牛になれ!
肝臓が健康な人、弱っている人の場合、
食後は、できるだけダラダラするのが肝臓に良いと言われています。
昔は、「食べてすぐ寝ると牛になる」と言われ、
食べてゴロゴロするのは悪いことのイメージがありました。
しかし現在では、食後の消化器系の負担を考え、
食後は安静にしたほうが良いとされています。
ただこれは、肝臓が健康な人及び弱っている人です。
肝臓の不調が「脂肪肝」の場合は、
安静が逆効果となります。
脂肪肝の場合は食後も運動!
脂肪肝の場合は安静が逆効果になります。
食後も積極的に運動をした方が良いです。
肝臓が弱っている人の中でも、脂肪が肝細胞に異常に増える
脂肪肝の人やその兆候がある人にとっては、
食後の安静が逆効果となります。
脂肪肝の原因は栄養の摂りすぎ、肥満、糖尿病
またはアルコールの飲みすぎによるものが多く、
その改善策として、食事のカロリー制限などで食生活っをコントロールし、
脂肪を減らすのはもちろんのこと、
運動量を増やすことも有効であるとされています。
なので脂肪肝の場合は、肝臓に良くないからといって、
食後にゴロゴロ~していると、
どんどん状況が悪化することになります。
肝臓の状態によって異なる食後の安静時間
肝臓が健康な人の食後の安静時間
肝臓が健康な人は胃が一生懸命に食べ物を消化・吸収しているピーク時間、
食後30~1時間ぐらいを目安に安静を心がけましょう。
肝臓が脂肪肝以外で弱っている人の食後の安静時間
食後1~3時間は安静。
食後1~3時間は肝臓が働いているので、
その間に体を動かし始めると、筋肉にエネルギーが集中し、
肝臓はエネルギー不足の中で必死に働こうとします。
もともと肝臓が弱っている場合には、
大変な負担となり、さらに肝臓にムチを打つことになります。
自身の肝臓の状態にあった対策方法で、
しっかり肝臓ケアーして暑い夏を乗り切りましょう~
闘病日記
35章C型肝炎治療での心の葛藤を更新しました。
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