C型肝炎治療新薬のダクルインザ錠とベプラカプセルの
2剤経口併用療法も50日目を迎えました。
c型肝炎は飲み薬で治す時代になりつつあるけど
その治癒率は?副作用は?
2月12日(木)
ダクルインザ錠とスンベプラカプセル2剤経口併用療法の
治癒率と副作用について改めてまとめてみました。
ダクルインザ・スンベプラ2剤経口併用療法の治癒率
国内の第3相治験の結果は以下の通りです
インターフェロンを含む治療に不適格の未治療
あるいは不耐容の患者 87.4%(118/135例)
前治療無効例 80.5%(70/87例)
合計 84.7%(188/222例)
治験結果では、代償性肝硬変の有無でSVR24の数字の差があります
代償性肝硬変なし 84.0%(168/200例)
代償性肝硬変あり 90.9%(20/22例)
数字だけを見ますと
代償性肝硬変があった方が治りやすいように見えますが、
治験数や耐性の有無などの条件の比率も違うことから
代償性肝硬変の有無と治癒率に関連はないと思われます。
また、これはインターフェロン治療とは異なる点ですが、
年齢、性別、IL28B(インターフェロンの感受性)、肝臓の硬さ等による
薬の効果の違いはありません。
ダクルインザ・スンベプラ2剤経口併用療法の副作用
ダクルインザ錠・スンベプラカプセルを併用した国内臨床試験では
255例中158例(62.0%)に副作用が認められました。
主な副作用は、ALT(GPT)増加45例(17.6%)、AST(GOT)増加36例(14.1%)、
頭痛33例(12.9%)、発熱30例(11.8%)等でした(承認時)。
また、重大な副作用としては、肝機能障害:ALT(GPT)増加8.2%注1、AST(GOT)増加5.9%注1、血中ビリルビン増加0.8%注2が発現しています。有害事象により投与を中止した11例のうち、10例が肝機能検査値異常(ALT増加、AST増加及び/又は総ビリルビン増加)による中止でした。
肝機能検査値異常で投与中止した10例は、投与中止後2.5週間(中央値)で全例が改善しました。また、この10例のうち8例が※SVR24を達成しています。
※SVR24とは治療終了24週後に血液中に
C型肝炎ウイルスが検出されない状態で、ほぼ治癒と考えられています
治験結果では有害事象が出てしまったら
治らない訳ではないことを示していると思われます。
ダクルインザ・スンベプラ2剤経口併用療法ガイドライン
投与開始12週目までは少なくとも2週ごと、それ以降は4週ごとに肝機能検査を行っていただきますようお願いします。肝機能の悪化が認められた場合には、より頻回に検査を行い、投与を中止するなど適切な処置を行ってください。ALT(GTP)が基準値上限10倍以上に上昇した場合には、直ちに投与を中止し、再投与しないでください。
出典:ダクルインザ/スンベプラ/臨床成績(試験概要・安全性)|肝炎jp
上昇する時期としては、服用開始2週、4週と
早い時期に上昇する患者さんもいますが、
治療期間24週のどの時点でもALT数値が上昇する可能性はあります。
グレード3以上の重篤な副作用のALTの上昇など問題もあるお薬
治療を開始する場合は、
しっかり治療を開始され
今日の体温
朝:36.14
昼:36.30
夜:36.47
気になる症状
胃は薬で落ち着いている
よくある副作用
- 疲れやダルさが酷くなった自覚なし
- 頭痛なし
- 鼻やのどの炎症あり
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ポチっと元気をありがとうございます♪
明日2月15日で、服用後丸4週目となります。
今のところ、副作用らしき症状はございません。
やはり、不安はあります。
N.Dさん初めまして!チエです。
コメントありがとうございます。
ここ数日、風邪?でダウンしていて
久々にPCに向かいコメント拝見しました。
そうですよね。
皆さん同じように不安を抱えながらも
頑張っていらっしゃるのですものね。
みんな一緒なんですよね・・
少し気持ち楽になりました。
ありがとうございます。
まだ寒い日が続きますので
お風邪など召しませぬようご自愛ください(^-^)