秋晴れの気持ち良い天気が続いてましたが、
どこか気持ちの晴れない日々を過ごしています。

肝硬変と診断されてから5ヶ月。

かなり落ち込みもしましたが、新薬も発売され、
「よし！」と思いはじめていたのに・・・
このところ、特に白血球の減少が顕著です。

先週水曜日の血液内科受診の時。

その前に肝臓科を受診し検査結果を知っていた私は
診察室に入ってもため息が出ます。

「どうですか？変わりはないですか？」
いつもと変わらず穏やかなK先生。

「この不安定な気候で老体も不安定でボロボロです」

寒さやストレスが影響しているのかな？
日毎に増す身体の痛みを訴えると、

「まだまだ若いですよ～」
K先生は真面目に答えてくれる。

いえいえ！もう若くはありません。
先生と出会ってからもう20年以上経ってますが、
精神的に成長しない私は、
先生にとってはその時のままなのでしょうか？

「うーん・・・」
血液データに目を通すK先生。

「下がってますよね～白血球」

「ね～」

この4ヶ月で
2,000→1.500→1,400→1,300→1,200
と見事に？一定の幅で減少の一途

「今まで下がった時のように、
何か治療や薬を始めたわけではないのに・・・」

「そうですよね」

「何ででしょうね～？」

「ん～もしかしたら、
再生不良性貧血が移行してるかもしれないですね」

意外とアッサリ仰る先生の言葉に咄嗟に

「え？何に？」

「骨髄異型性症候群とか・・・」

聞いたことある病名
だけど急な事で頭が働かない・・・
混乱すると言葉を選べなくなる情けない私。

「どうしよ？」

「同化ホルモン治療をして改善されれば良いのだけど、
男性化の副作用もあるし、肝臓への負担もあるしね・・・」

「C型肝炎の治療どころではなくなっちゃう・・・」

「まずは、もう少し様子を見て、
このまま下がるようならマルクをして原因を調べましょう」

「今すぐでなくても？」

「マルクも負担になるしね」

「でも白血球がこの数字は大丈夫かな・・・？
なんか喉の調子も・・・ん～ん～・・・」

今こうして当時の事を思い出し書いていると
自分の性格が嫌になります
先生ごめんなさい・・・

「まだこの数値なら臨床試験では問題ないですし、
何か変わったことある？喉みせて」

口を開け診てもらう

「うーん特に・・・？
あっ体の痛みは増してます！」

口を空けながらモゴモゴ
はしたない私。。。

「炎症はしていませんね～
では、もう少し様子を見ましょう」

先生も私の相手はお手の物です

「はい」

「それと肝炎の治療ですが、
まだ新薬の副作用は分かってない不安な部分もありますが、
自身に合うかどうかをしっかり調べて、可能性があれば治療するべきです。
まぁここにきて貧血関連の数値が悪化してるのは気になりますがね・・・」

「ねぇ～」

マルク嫌だな・・・新たな病気って・・・
耐性クリアしても、この状態で新薬の治療出来るのかな？

など色々な事が頭を巡り、
つい心ここに在らずで大人気ない態度で
先生本当にごめんなさい。。。

次回はいつものように1ヵ月後の外来予約となりました。

病院帰りは遅めのランチやデパ地下で
美味しいもの食べたり買ったり
自分へのプチご褒美にするのですが・・・
ここ数ヶ月は気分が乗らず。

「美味しい～」
と食べられる事って大事なことなんですよね。
当たり前の幸せって凄い幸せなんですね。
何度も経験したことなのに、
当たり前になると忘れてたりすることに、
また気付かされます。

もっともっと大変な思いされてる方がいるのに
弱気でごめんなさい。
大丈夫です！
きっとまた復活して元気な私になります。

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秋晴れの天気が続いてましたが
今日から雨模様・・・
気温も低くなるようなので
皆さんも体調に気をつけてお過ごしくださいね(＾-＾)