C型肝炎治療|肝機能改善薬の強ミノはどれだけ強力な治療方法なのか? 

説明する女性
「強力ネオミノファーゲンC」(通称は強ミノ・注射)

これは漢方の甘草(カンゾウ)の有効成分のグリチルリチンを主成分とした合剤のことです。
ウイルス自体を攻撃する力はありませんが、肝臓の炎症を抑えてGOT、GPTを改善させる効果があります。

炎症が治まれば、肝細胞の破壊を止められ肝硬変や肝がんへの進行も抑えられます静脈注射で80%の人がGOT・GPT値が下がるといわれています

私:「高い確率で肝機能数値が下がるんですね目

主治医S先生:「そうね」

「でも注射ですか…目 たらーっ (汗)
そこが私的にはちょっと」

「まぁね。チエさんには針刺し自体が恐怖ですからね」

「はい…。」

「強ミノは1回40mlを静脈注射あるいは点滴静注します。
肝臓の炎症が悪い時は毎日ですね。」

「え目 毎日exclamation and question あせあせ (飛び散る汗)

「そう。それで落ち着いてきたら徐々に減らしますけどね」

「静脈注射か点滴ですか…
インターフェロンのように筋肉注射だと、まだ一瞬の我慢でいけるけど、
静脈注射はあの逆血が嫌だし、私の場合ルートとりは成功率凄く低いので、
点滴は週に1日でもストレスになりそうですたらーっ (汗) たらーっ (汗)

「減らせるといっても、だいたい週に3日は静脈注射が必要ですけどね」

「えー減らせても週3日ですか・・」

「以前のインターフェロンみたいに大変でしょ?
それに強ミノの場合はいきなり注射やめると、反動ですぐGOT、GPT上がっちゃうからね」

「そうだとすると、注射や通院がストレスになったとしても、
肝機能数値がまた上がっちゃうかもと思うと怖くてやめられない目 たらーっ (汗)

「そのとおり!」

「それだけ大変ということはGOT、GPTは正常値内になるってことですよねexclamation and question

「いや必ずしも正常値内になるわけではないです。
強ミノCを毎日注射していけば、GOT、GPTは、だいたい、2週間~1ヶ月くらいで、
その人の最低値になって、注射を続けることで、その数値を維持していく感じですかね」

「貧血になるとかの副作用はありますか目 exclamation and question

「チエさんが心配してる貧血の副作用はないです。
あるとすれば、血液中のカリウムの低下、ナトリウムの上昇、
体の浮腫み、体重の増加ですかね。
なかには血圧が高くなる人もいます」

「浮腫みと体重増加は…」

「ああ、そこもチエさんは気になるとこでしたね」

「私でなくても、女性なら気になると思いますよむかっ (怒り)

画像 059

「まぁ保険適用で費用もそれほどかからないし。
数日間程度なら、ハワイに行っても大丈夫ですよ?」

「え?週に3日の注射を休んでも良いんですか目 ぴかぴか (新しい)

「そんなに長くはダメですけど、数日程度ならね」

「ハワイだと3泊5日は弾丸ツアーですよ目 あせあせ (飛び散る汗)

「GOT、GPTの数値が落ち着いたら徐々に量を減らして中止します。
再燃したら、また注射すればいいし」

「そうなんですかexclamation and question

「2度目でも、最初と同じ効果が見込めますよ強ミノは」

「80%の人がGOT、GPTが下がったというのは惹かれるけど、やっぱり注射がネックですね
他の治療方法でいけそうなら、強ミノは保険にとっておこうかな目

「チエさんの場合は、それが良いかもね?」

 

 「強力ネオミノファーゲンC」(通称強ミノ・注射)は
静脈注射と週に数日の病院通いが
患者さんには大きな負担になりますが
肝臓の炎症を抑え、進行を抑制する効果がある治療ですほっとした顔

 

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4件のコメント

  • 匿名

    輸血mapの際 直前に 強ミノを1or
    2aをIVの指示があるのですが その意味はアレルギー抑制のため とだけ なんでしょうか。

    • チエ

      コメントいただきありがとうございます。
      私自身はまだ強ミノを使用したことがありませんので、ご期待にそえるお答えが出来ていないと思いますが、
      できる範囲で調べた結果をお話したいと思いますので、よろしければご覧ください。

      仰られるように強ミノは、血小板輸血によるアナフィラキシーショック予防のために投与されることもあるそうです。
      最近の血小板製剤は保存前白血球除去がされていて、以前に比べれば製剤中の白血球の数は格段に減らすことができていて、
      重篤なアレルギー反応が起こることが少なくなったそうです。
      ただ、以前にも輸血の経験があり、その時に蕁麻疹や呼吸困難が生じたとか、もともと喘息持ちだとか、そのような既往歴があれば念のため予防投与を考慮することはあるそうです。

      また、もし肝機能が弱っている状態であれば、肝臓の機能を改善するために強ミノの投与が行われることもあります。

      病名や病状の経緯、輸血の種類、合併症等、そぞれのケースにより強ミノを投与する意味も違ってきます。
      これらの質問を主治医にされましたか? 患者さんの状況の全体を把握し、これらの質問に最も適切にお答えできるのは医師だと思います。なので、主治医にお話ししてみてはいかがですか?

      あまりお役に立てず、すみませんです。

  • アノニマスキャット

    強ミノは 簡単に言うと 肝臓に対するカンフル剤
    心臓病の人に ニトロって言えば分かりやすいかな

    蜂や花粉・食物アレルギーにしろ 薬や酒も結局 肝臓での解毒力に掛かっています
    其処に 強ミノを入れると 一時的に肝臓が活性化するので 利き難くなった薬や 輸血に伴う感染症とか諸々が 底上げされるので 使う場合もあります

    花粉症で毎日 薬を飲んでる人も 効き目が明らかに落ちたと感じた場合も 有効かと
    副作用とか 注意する事もあるので あくまで参考程度にお願いします
    アレルギー持ちの つぶやきでした まる

    • チエ

      アノニマスキャットさま

      はじめまして~チエです。
      コメントありがとうございます(^-^)

      強ミノは肝臓に対するカンフル剤。
      とても分かりやすいご説明で、拝見した瞬間
      「あ~なるほど!」でした。

      強ミノのことについて調べてサイトに来てくださる方も多い中
      私自身は強ミノ未経験で、医師からの話をもとに
      自分なりに色々調べてまとめた文章でしたので
      説明不足の点も多々あるだろうな~と不安でした。
      なので、アノニマスキャットさんのご説明は私はもちろんですが
      ここに来てくださる方たちにとっても、ためになる情報です。
      本当にありがとうございました!

      私もそのうちの一人ですが、アレルギーに悩んでる人がたくさんいると思います。
      もしよろしければ、今後も色々と教えていただけると嬉しいです(^-^)

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