子宮内膜症治療|病気の進行と痛みを抑えるボンゾール薬の意外な使用方法と効果

説明する女性
近年、女性のライフスタイルの変化により
子宮内膜症になる人が増えています

子宮内膜症は月経の回数に比例して進行する病気です。
初潮の低年齢化晩婚化晩産化また子供を産まないという選択などにより
月経のある期間が長くなっているためです。

また、働く女性が増えていることから身体的・精神的ストレスを抱えることも多く、
ストレスが自律神経に影響し、ホルモンバランスを崩してしまうことも、
子宮内膜症の原因の一因ではないかと考えられています

 

今日は婦人科を受診病院

現在、子宮内膜症の治療はボンゾール錠を膣剤として使用しています。
毎回、28日分のお薬をいただく。
生理の時は使用しないので、通院は月に一回ペース。

症状が落ち着いてるので、
普段は、先生とお話してお薬をもらうだけで、内診は3~4ヶ月おき。

CA125の数値は、採血の負担を減らそうという先生方の配慮で、
血液内科受診の時に一緒に調べて頂いてます病院

今日は内診の日なので、年に一回の子宮頸がんの検査も一緒にしていただきますほっとした顔
もう何回となく経験している内診。
今でもやっぱり苦手ですあせあせ (飛び散る汗)

不安や恐怖はないのですが、
検査器具を入れる時の不快感と痛さは、何度やっても慣れませんたらーっ (汗)
緊張するので、余計なんでしょうね冷や汗 (顔)

そういえば子宮内膜症の状態が悪い時はバッド (下向き矢印) この痛さも比例して増す感じですがまん顔 あせあせ (飛び散る汗)

よく子宮内膜症の自覚症状の1つに、排便時や性交時の痛みというものがありますが、
関連してるのかもしれない目 exclamation and question と思ってました。
先生に伺ったら、
「それはありますね」とのこと。

普段はボンゾールで、内膜症の痛みは殆ど抑えられていますが、
完治してるわけではないので、こういうところに症状が出てるのですね冷や汗 (顔)

小さな症状に気づくことで、
1人でも多くの女性の方が、早期発見できますようにほっとした顔

画像 018

さて内診の結果はどうでしょう目
緊急手術を受けた時には8cm以上あったチョコレート嚢胞(のうほう)の大きさも
2cmないくらいまで小さくなってます
緊急で受けたエタノール固定手術の時の様子を綴ってます
内膜症自体は落ち着いていて一安心。
痛みや進行が抑えられているのは、ボンゾールのおかげです。

ボンゾールはダナゾール療法で服用する
微量の男性ホルモンを含むステロイドホルモン薬
です。

直接病巣に作用し病巣を小さくさせ、
子宮内膜症による痛みを軽減する効果が高いです

ただ飲み続けることで、肝機能障害や男性化などの副作用もあるためバッド (下向き矢印)
私の場合は膣剤として使用しています。

15年以上使用していますが、副作用は殆どなく、
内膜症の進行は抑えられています

CA125の数値の推移など記してます

内膜症が発覚した当初は痛みが酷く鎮痛剤を服用してましたが、
ボンゾールを使用し始めて半年が経つ頃には、
鎮痛剤なしでいられるほどに痛みは軽減してました。

そして更に私にとって嬉しかった事。
ボンゾールによりヘモグロビンの数値が上がりグッド (上向き矢印) 貧血が軽減されたことです
(ボンゾールの貧血への効果について記してます)

もう少し子宮内膜症とのお付き合いが続きそうです。
ライフスタイルを充実させて、これからも上手に付き合っていきたいと思いますわーい (嬉しい顔)

関連記事
・子宮内膜症 私の症例

 

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2件のコメント

  • みさき

    初めまして。内膜症の検索から見させていただきました。
    わたしも、子宮内膜症で治療して5年になります。
    今まではルナベルだったのですが、痛みが改善されないので
    今回、初めてボンゾールを処方されたのですが
    わたしの場合、1日1錠飲みましょうと言われました。

    膣剤として使用しているとありましたが
    どのようにしているのでしょうか?>_<
    副作用なども怖いなと思っていたので、参考になればと思い質問させていただきました。

    • チエ

      みさきさま
      はじめまして~チエです。
      コメントありがとうございます。

      痛みはどうですか?体調だいじょうぶですか?
      痛みが改善されないのは辛いですよね。
      ご参考になるかわかりませんが・・・

      ご質問にありました私のボンゾールの使用方法ですが
      200mgの錠剤を1日1錠、薬を直接膣のなかにいれます。
      タンポンを使用するときをイメージしていただくと分かりやすいかもです。
      使用する時間帯は特に朝昼晩いついれるかの指示はなかったので
      私の場合、薬は洗面所に常備してあり、夜お風呂に入ったあとに使用しています。
      毎日のことですので忘れ防止のためもありますが、衛生面でも良いかなと思いまして。
      先生もそのことは承知されています。

      みさきさんもご存知だと思いますが
      ボンゾールは本来は口から飲む(経口投与)お薬です。
      私が通院している病院でも、私以外のほとんどの患者さんは経口投与しています。
      薬剤師さんでもボンゾールを膣剤として使用する場合をご存知の方はすくないかもしれません。
      でわ、なぜ私が膣剤として使用しているかと言いますと、ずっとc型肝炎という病気だったからです。
      どんな薬でも大なり小なり肝臓に負担がかかるのですが、
      ボンゾール薬は肝障害や肝疾患のある患者(原疾患が悪化するおそれがある)には慎重に投与することという
      使用上の注意があるため(他にも重要な基本的注意事項があります。ボンゾール錠で検索されると詳細がでています)
      主治医が色々と調べてくれて、肝臓に負担がかからず、かつ薬の効用を得られる用法として膣剤として使用しています。

      今回みさきさんが、「1日1錠飲みましょう」と説明されたということは
      みさきさんにとって、それが良い用法だと主治医が判断されたからだと思います。
      ただ、副作用とか心配になりますよね。
      なのでご心配でしたら、医師や薬剤師さんにご相談されると良いと思います。
      私も他の薬ですが、毎回のように、「副作用は大丈夫かな?」としつこく聞いてました。
      迷惑がられても安心して治療できるのが一番です!
      それに、しつこく質問しても患者が思うほど医師や薬剤師さんは気にしません。
      慣れてらっしゃるので大丈夫です!

      なんか長文になりごめんなさい。
      内膜症の治療の経緯につきましてはブログ記事とは別に
      同サイト内の「私の症例」や「ここだけの話」でもお話させていただいてます。
      お役に立てれば幸いです。

      みさきさんの痛みが改善されますように!
      お薬が効くこと心からお祈りいたします。
      痛いの痛いのとんでけ~(^-^)

      チエ

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