と言っても、食後は胃腸に血液が集まるので、軽い眠気は問題ありません。
ただ、仕事に集中できなかったり、
居眠りするほどのひどい眠気は要注意です!
肝臓には①「消化液の分泌」「アミノ酸からたんぱく質を再合成する」
「エネルギー源としてブドウ糖を細胞に供給する」「脂肪からコレステロールへの変換」
など消化・吸収に関する機能と、
②「老廃物や有害物質の分解・排出」という解毒に関する機能があります。
肝機能が低下すると、食後に必要な①消化・吸収に関する働きも弱るため、
今まで以上に時間をかけて肝臓が処理することになります。
すると、肝臓が絶えず働いている状態になり、
②分解・排出に関係する肝臓の働きがさらに悪くなり、一時的に毒素が溜まってしまいます。
このように肝臓の機能が低下すると、体内の毒素が分解されなかったり、栄養が体内を循環しないなどの状態になってしまうので自然に体の働きは低下します。
これが居眠りするほどの眠気を引き起こすのです。
肝臓が疲れたり、機能が低下すると現れる自覚症状の一つです。
私もC型肝炎が発覚するまえから、昼食後は強烈な眠気が襲ってくるので、
午後の仕事はまさに眠気との戦いでした。
ひどい時は眠いというより体がずっしり重く、横になっても眠るというより
泥沼に落ちていく感覚で、目覚め後も頭痛がしたりスッキリしない状態。
肝機能数値が落ち着くと、そこまでひどい眠気に襲われることはなくなりました。
でも、お腹いっぱい食べたときは眠気を感じることが多いので、肝臓に負担を与えてるのかもしれません。
健康にも肝臓のためにも腹八分目がいいようですね!
重症化するまで症状がほとんどないのがC型肝炎に限らず肝臓の病気の特徴です。
私も当時は眠気が肝炎の自覚症状だとは思いもしなかったので、
病気に気づけなかったこと悔やんでます。
なので・・・
昼食後のひどい眠気・・・
肝臓のSOSを感じたら早めの検査を受けてくださいね!
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