鼻カメラ鼻CTで判明した鼻不調の意外な原因は・・

花咲く良い季節ですが
鼻もムズムズな季節でもありますね。

鼻の中が熱っぽく腫れてる感じで息苦しい。
これって花粉?それとも蓄膿?
鼻カメラ鼻CTで判明した鼻不調の意外な原因は・・・

画像 643

ことの始まりは2か月ほど前。

私はもともと喉が弱く、風邪のひきはじめや、
乾燥や埃などで炎症を起こしやすいので、
普段はうがいは欠かせません。

その時もなんとなく喉の異変を感じ、
いつもより念入りにうがい。
それでもスッキリせず、
「風邪かな?」と嫌な予感。

それから数日間、喉の調子は今一ながら、
それ以外では特に風邪の症状もなかったので、
あまり気にせず過ごしていました。

血液内科の受診日。
念のため主治医K先生に報告。
白血球は低かったけど、喉やリンパの腫れもなく、
炎症反応もでていなかったので、まずは様子見。
まぁ心配ないだろうということで一安心していました。

なのに・・・。
異変は喉だけでなく鼻にも広がったのです

「あれ?」
ある朝起きて鼻奥に異変を感じる。
鼻をかんでみる。
すると白いかたまりが・・・。
その時は普通に鼻水が固まったものだろうと思っていました。

しかし、それが数日続き。
鼻炎でも花粉症でもない私にとって、
普段とは明らかに違うその状態は異常なのだけれども、
さすがに鼻水で病院に行くのも・・。

「ちょっとアレルギー出たのかも?まぁすぐ落ち着くでしょ」
とまだ余裕もありました。

しかし現実は思いとは逆に・・・
鼻腔奥から喉にかけて熱ぽさや腫れが増し、
呼吸がしづらく息苦しい

そして息苦しさから、鼻をかむ。
すると、かさぶたのようなものがポン!と出てくる。
血小板が低いので、鼻をかむ衝撃で毛細血管が切れる。

かさぶたが気になりつつも、
剥がれると余計に酷くなるのは分かっているので、下手に手を出せない。
出来るだけ鼻をかまずに我慢しようとしたが、寝ている自分は制御出来なかったようで。
朝目覚めると鼻の中がジンジン痛い
寝苦しさ息苦しさから無意識に鼻をいじっているみたい。

一向に事態は好転しない。
そのうち、鼻を外側から触っても痛みを感じるようになり、
ちょっと不安に。
耳鼻咽喉科に行こうとも思ったが、
数日後に血液内科の通院日が控えていたので、
その時に主治医K先生に相談することにしました。

 

クリップ 3/18 血液内科の受診日

開口一番。
「鼻と喉の調子が最悪ですたらーっ (汗)

「え?この間からずっと?」
私が前回、喉の不調を訴えていたのを覚えていてくれたK先生。

「なんか酷くなってます目 あせあせ (飛び散る汗)
変な違和感もあるし変なものができてるかも?」

「風邪はひいてなさそうだよね?」

「だから不安なんですよ~たらーっ (汗)

「じゃあ耳鼻咽喉科で診てもらう?」

「うんうん」

 

クリップ 3/20 院内紹介で耳鼻咽喉科受診

名前を呼ばれ診察室に入ると・・・。

「こんにちは~」
と微笑むその女性は小柄でとても愛らしい、
なにより声が可愛い。
Y先生はユウコりんの声を持つ女医さんだった。

「チエさんは再生不良性貧血なんですね。
喉と鼻の調子が悪いんですよね?
花粉症は陰性ですしね~」
と電子カルテを見ながら、私の顔を見上げるように仰る。

院内紹介だと電子カルテを共有出来るので、
最初から説明する手間がはぶけて超楽ちん。

「はい、最近白血球が低いので炎症を起こしてるのか、
喉と鼻の調子が悪いんです目

「そうなんですね~。
でわ!カメラで診て診ましょう~」
とY先生の甘い声。

「やっぱり鼻カメラか・・・あせあせ (飛び散る汗)
覚悟はしてたけど大嫌いな鼻カメラ。
やる前から一気にテンションが下がる。

シュッシュッ!と鼻の中に何かを吹きかけられ、
「カメラ入ります~」
というY先生の可愛く軽快な掛け声と共に一気に鼻にカメラが挿入される。

「痛い~あせあせ (飛び散る汗)
炎症を起こしているであろう敏感な部分にカメラが当たり、
我慢できずに声が出てしまう。

「痛いですよね~ごめんなさいね~」
Y先生の声はとても優しいのだけど、
容赦なくカメラをグイグイ押し込んでくる。

一番の難関の鼻腔入口にカメラが到達した時。
痛さとは違う、例えようのない不快感が襲ってくる。

「あ”~どんっ (衝撃)
声にならないうめき声がもれる。

「わ~きれい!
チエさんとてもきれいですよ!大丈夫!」

モニターに映し出される画像で確認しながらY先生は嬉しそうに私に微笑む。

とても大丈夫な状態ではない私は、
「それより早くカメラを抜いてくれdouble exclamation
と願うだけだった。

「では抜いていきましょうね~」

「はやく~exclamation はやくdouble exclamation

「よいしょ~」
とY先生が掛け声をかける。

「ぐぉえ・・・あせあせ (飛び散る汗)
私から変な声がもれる。

カメラを抜き、再度画像を確認しているY先生。
横になった診察台のリクライニングが起き上がると、
Y先生は私にニッコリ微笑み、
「カメラで診る限り鼻腔口はとても綺麗ですよ!」
と嬉しそうに仰る。

「では、この鼻の中の違和感は何ですか目
何でもないわけないわよねexclamation and question
痛みもあるし・・・私はそう確信し聞いた。

一瞬の迷いも間もなくY先生は一気に
「鼻くそです!」
と可愛らしく仰る。

「え目 exclamation and question
すぐに事態を飲み込めない私。

私のその様子を見たY先生は、
「鼻くそってわかりますよね?」
不安そうに私を見上げ聞いてくる。

「それは知ってます。
でも先生、この違和感と痛みは鼻の粘膜が炎症を起こしてるように感じますがexclamation and question

「今みたのは鼻腔入口までです。
鼻腔内までを診るには鼻CTしないと~。

問題が鼻腔内にあるのかもしれませんから、CT撮ってみましょうか?」

「はい、ぜひお願いしますdouble exclamation
このまま鼻くそで処理されては困ると思った私は即答。

「では気をつけてね~」
とY先生に見送られ診察室を後にする私。

本日のお会計・・・¥2,100

 

クリップ 翌週3/27  10:00鼻CT予約

当日の朝ごはん、薬などは時間制限もなくOK
腹部エコーと違って検査前の制約が殆どないのは楽ちん。

検査方法は、ベッドに仰向けに寝てドーム状の筒の中に入る。
検査技師さんの指示で2~3回鼻深呼吸をし、
時間にして2~3分ほどで終了。
痛くも不快感も一切なし。
鼻カメラやらないで最初からこれでいいのにと思ってしまう。

本日のお会計・・・¥5,000

 

クリップ 4/3 検査結果を聞きに耳鼻咽喉科受診

名前を呼ばれ診察室に入る。

「チエさん~おはようございます」
やはりそこにはユウコりんがいた。

Y先生の愛らしい声に癒されるが、
私が一番癒されたいのは鼻。

今日こそちゃんとした原因が分かり、
Y先生が治療してくださることに期待していた。

「CTの結果ですが」
画像を指さしながら、
「これが顔の断面図ですね!ここがほほ骨です!」
と指差しつきで説明しはじめるY先生。

Y先生のキャラにもだけど、
それ以上に初めて見る自分の顔のCTに興味津々な私。

「わ~骨きれいですね~!」
とY先生。

よく分からないけど、褒められるのは嬉しい私なので、
「ありがとうございます」
とお礼申し上げる。

「そしてここが鼻腔入口で~す。
この蜂の巣のようになっているのが鼻腔ですね!」

と、ここでY先生は一度言葉をきり、
画像に集中し何かを確認しているご様子。

ドキドキ・・・

「うーん」
と人差し指を顎につけ、首をひねるY先生。

ドキドキ・・・ドキドキ・・・

「チエさん」
Y先生が私をまっすぐ見据える。

「はい・・・目 たらーっ (汗)
答える私の声は少し上ずっている。

すると・・・
満面笑顔で両手を胸前で小さくパチパチし
「良かったです~鼻腔も凄く~綺麗ですよ!」
とY先生。

「それは・・・良かった・・・」
たしかに異常がなく良かったけど、
なんか・・・なんか愕然としない。

「だとすると、この痛みや、違和感は何ですかexclamation and question あせあせ (飛び散る汗)
私が聞くや否や、
やはり一瞬の迷いも間もなくY先生は一気に
「鼻くそです!」
と可愛らしく仰る。

 「でも鼻くそというより、皮がむけてるような、
かさぶたのようなものがティッシュでとれます。
この鼻の部分がジクジクしてるのは炎症してるからではないですかexclamation and question
と、鼻の穴入口すぐ上あたりの痛む部分を指で指し示し説明する。

「それはターンオーバーですね。
鼻水には良い鼻水と悪い鼻水があります!」
ちょっと語気を強めY先生は説明し始める。

「生理現象として自然に出るのが良い鼻水。
病気が原因で出るのが悪い鼻水。

チエさんの場合は自然に出る鼻水が乾いて鼻くそになってるんです」

「あ~なるほど目
とは納得できない私。

「鼻水のことは分かりましたけど、
では何で痛むのですかexclamation and question あせあせ (飛び散る汗)

「触ってませんか?」

「気をつけてますが寝てるときとか無意識に触ってるようですたらーっ (汗)

「それですよ!」
とY先生。

「だとすると触って傷つけて炎症起こしてるのですか目 あせあせ (飛び散る汗)
薬で痛みは治まりますかexclamation and question

それなら納得よね~と思いながら聞いてみる。

「炎症はありません!
薬も必要ないです!」
可愛くもキッパリ言い切るY先生。

「では、どうしたら・・・気を付けることはexclamation and question たらーっ (汗)
念のために聞いてみた。

「触らないこと!」

「わかりました・・・たらーっ (汗)
あきらめた私。

「お大事にしてくださいね~」
今日一番の笑顔で見送ってくれたY先生でした。

本日のお会計・・・¥220

 

鼻カメラ鼻CTで判明した鼻不調の意外な原因は・・・
「鼻くそ」でした。

 

その後4日が経ちますが・・・
結果的に異常がなかったという安心感や極力さわらない事を意識してるので
少し症状が治まった気がします。

これだけ、「鼻くそ」について説明を受けるのも、
「鼻くそ」を言葉にするのも、
これが最初で最後だろうな。

それにしても、かかった費用8千円近くを考えると・・・。
まぁでも鼻のCTは、人生の中で1度とるか、とらないかだろうから・・・

精神的なことも関係してたのかしら?
季節の変わり目、花粉の時期だったことも関係してるのかしら?
何はともあれ病気でなくて良かった。
などと自分を納得させてる今日この頃です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

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