昨日は血液内科と肝臓科の受診日でした。
まずは新薬の事が気になる肝臓科受診時のお話しです。
今回の受診時にインターフェロンフリー治療
ダクルインザ錠・スンベプラカプセル併用療法について、
新たに知り得た情報をお話ししていきたいと思います。
まず今日お話しするのは、
薬価代金と医療費助成制度についてです。
診察室に入ると先生の笑顔にホッとします。
C型肝炎の受診でこんなに穏やかな気持ちでいられる日がくるなんて・・・
元主治医S先生との、バトルな闘病の日々が頭をよぎってました。
(闘病日記にS先生との怒って泣いて笑った日々を綴ってます)
「新薬どうですか?」
挨拶を済ませ、切り出した私の問に
「今月9月3日に新薬が発売開始されました。
なので今日からでも治療開始できる状況ではあります」
と笑顔で答える先生。
「でも耐性の問題があるんですよね?」
「そうです!それに凄い高い薬ですよ~」
「へぇ~いくらなんですか?」
「薬価代金が2週間で約20万円ですから
月に40万円ほどです」
「やはり高いですね~」
「まあ、今月内にも助成金制度が整う予定ですけどね」
「そうなるとインターフェロン治療同様、
月に1~2万円で治療できるということですか?」
「100%そうであると言い切れませんが、
おそらくそうなると思われます」
「既に開始してる方もいるのでしょうか?」
「うちの病院ではまだいませんが、
薬局には在庫はありますので、今日からでも始められます。
でもまずは耐性を調べてから、じっくり考えていきましょう」
「そうですよね~」
「耐性の問題がなく治療を開始するとした場合ですが、
助成金の申請から決定までに約2ヶ月かかるので、
まずは申請して治療を開始し、
治療費(3割負担で薬代だけで月に約12万円)は自己で負担した後、
申請が降りた際に遡及して差額分の支給を受けるようにすれば良いと思います」
インターフェロン(IFN) フリー新薬スンベプラとダクルインザ2剤併用療法
インターフェロン(IFN)
薬科代金及び医療費助成制度について。
薬価代金
インターフェロンフリー医療費助成制度について各都道府県の対応
9月1日、厚生労働省で開催された第12回肝炎治療戦略会議で、
国内初承認のインターフェロン(IFN)フリー新薬治療
アスナプレビル(商品名スンベプラ)とダクラタスビル(商品名ダクルインザ)の
2剤併用療法の医療費助成に関する審議が行われ了承されました。
結論から申し上げますと、
9月1日に審議・承認されたのは国レベルの決定であり、
各都道府県で審議・承認されるまで、まだ少し時間がかかるとの事です。
本日9月11日現在では、まだ国から千葉県への正式な通知はなく、
インターフェロンフリー助成制度については何も決まっていない状態のようです。
今後、国からの正式通知を受けて、
9月中旬くらいから千葉県では審議が行われる見通しであるようです。
速くて今月末、遅くても11月いっぱいまでには、
インターフェロンフリー治療に関する助成制度を具体化、
申請手続きの開始をする方針らしいです。
インターフェロン治療と同様、
治療開始後に申請した場合でも、遡及して助成制度の対象になり、
自己負担した治療費用のうち月額自己負担限度額
(世帯の市町村民税により月1万円か2万円)
を超えた部分は返還される予定ではあるとのことです。
今月末(9月末)には、
ある程度の事が決定されてるはずなので、
またその頃に連絡するようにとのことで終話。
10月22日更新しました!
以下10月21日に千葉県の保健所に
電話にて問い合わせした結果を更新致します
各市町村への通達は済んでいますが、
実際の申請書の様式や配布開始時期、受付開始日など
具体的な事はまだ未定だそうです。
今月末30日~遅くとも来月頭には申請書の配布・受付が
始まる予定であるとのことです。
C型肝炎インターフェロンフリー治療費の助成制度の申請手続き
※11月15日更新
11月8日
再生不良性貧血の特定疾患認定申請手続き
のため保健所に行きましたので、
C型肝炎担当窓口にて新薬の申請手続きについて確認したところ、
予定通り新薬の申請手続きは11月に入り開始されてました。
申請に必要な書類
千葉県では以下に示す5つの書類が必要となります。
1.千葉県肝炎治療受給者証交付申請書
(窓口で記入例と共に頂く書類なので記入して提出)
2.千葉県肝炎治療受給者証(インターフェロンフリー治療)の認定に係る診断書
(窓口で記入例と共に頂く書類なので医師(注1)に記入して頂き提出)
3.世帯全員の住民票(注2)
(発行日から、3ヶ月以内のもの)
4.世帯全員の市町村民税の課税年額を証する書類で最新年度のもの(注3)(注4)
(住民税課税証明書または市町村民税の決定通知書)
5.受給対象となる方の名前が記載された被保険証の写し
(注1)「診断書を記載できる医師」について
千葉県内の肝疾患指定医療機関に勤務する日本肝臓学会肝臓専門医
または日本消化器病病学会専門医に限られています。
(注2)続柄が記載されているもの
(注3)非課税の方は非課税証明書
(注4)H26.6.1~H27.5.31.の申請(交付)=H26.年度課税(H25年の所得)
2剤併用療法の医療費助成に関する国の対応方針
- C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変に対するダクルインザ錠・
スンベプラカプセル併用療法を医療費助成の対象とする - 対象患者は、難治型である1型高ウイルスのC型慢性肝炎または
C型慢性代償性肝硬変で肝がんの合併の ない者とする(過去に肝がんの既往があってもよい) - ダクラタスビルおよびアスナプレビル併用療法に対する助成の申請
にあたっては,原則として日本肝臓学会肝臓専門医が「肝炎 治療受給者証の交付申請に係る診断書」を作成する。ただし, 自治体の実情に応じて, 各都道府県が適当と定める医師が作成してもよ いこととする - 助成対象となる治療期間は24週とし,副作用による休薬等,
本人に帰責性のない事由による治療休止期間がある場合でも, 助成期間の延長は行わない - ダクラタスビルおよびアスナプレビル併用療法の適応が,
IFNを含む治療法に不適格/不耐容/無効である患者であること から, ダクラタスビルおよびアスナプレビル併用療法を受けた者について は,以後のIFNを含む治療については,助成の対象としない
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インターフェロンで鬱になり、3日生死を彷徨いましたが生きながらえ鬱の治療をしています。テレビで新薬のコマーシャルを見て、先生に相談したらやってみる価値があるとのことで、治療をしてみようと決心しましたが、パンフレットだけ頂き解らない事だらけだったので、良い事を教えて頂き有難うございました。
眞由美さんご訪問いただきありがとうございます(^^)チエです。お返事が遅くなり申し訳ありません。ここ最近ちょっと凹むこともありますが、拙い私のサイトでも読んで良かったと言ってくださる方がいらっしゃる事でパワーを頂きました。治療となるといろいろ不安や心配があると思いますが、よい方向に話が進むといいですね(^^) 寒くなりましたので体調に気をつけてお過ごし下さいね(^^)